損益計算書と現金収支
不動産投資の経済的な理想は、
「損益計算(確定申告)で赤字にして、現金収支(キャッシュフロー=現金の動き)で黒字にする。最終的に売却して大きく現金を増やす。」ことです。
これは、
ということで、理想の形になります。
下記の例を見てみます。
【前提】
物件価格 2500万円
ローン 2500万円・30年返済(諸費用は自己資金)
家賃 108,000円(7年ごとに5%減少)
管理費 5,000円
修繕積立金 4,000円(7年ごとに2,000上昇)
家賃保証 家賃の5%
自主修繕費 10年ごとに30万円
損益で見ると、初年度は利益が赤字ですので、他の所得と合算して所得税軽減が見込めます。
2年目以後は黒字になりますので、逆に所得税が発生していきます。
現金収支で見ると、初年度は様々な支出がありましたので、預金取り崩しとなりました。2年目以後はプラスですが、わずか1万円弱しか現金は増えていません。
そしてローン金利の上昇や家賃の減少でマイナスに転じます。
これでは期待した投資効果が見込めず、物件売却に頼ることになります。
売却時に物件が、購入時からの収支と合わせトータルで儲かるような価格で売れればいいのですが・・
このようなご説明をしながらお話をお受けしていきます。
「損益計算(確定申告)で赤字にして、現金収支(キャッシュフロー=現金の動き)で黒字にする。最終的に売却して大きく現金を増やす。」ことです。
これは、
損益で赤字 → 他の所得と合算することで所得税の軽減になる 収支で黒字 → 手元現金が増える 売却で現金を増やす → 購入時からの支出も考慮し、トータルで現金を増やす |
下記の例を見てみます。
【前提】
物件価格 2500万円
ローン 2500万円・30年返済(諸費用は自己資金)
家賃 108,000円(7年ごとに5%減少)
管理費 5,000円
修繕積立金 4,000円(7年ごとに2,000上昇)
家賃保証 家賃の5%
自主修繕費 10年ごとに30万円
損益で見ると、初年度は利益が赤字ですので、他の所得と合算して所得税軽減が見込めます。
2年目以後は黒字になりますので、逆に所得税が発生していきます。
現金収支で見ると、初年度は様々な支出がありましたので、預金取り崩しとなりました。2年目以後はプラスですが、わずか1万円弱しか現金は増えていません。
そしてローン金利の上昇や家賃の減少でマイナスに転じます。
これでは期待した投資効果が見込めず、物件売却に頼ることになります。
売却時に物件が、購入時からの収支と合わせトータルで儲かるような価格で売れればいいのですが・・
このようなご説明をしながらお話をお受けしていきます。